パソコンの話では「ブラウザ」と言う言葉がよく出てきます。
「ブラウザ」と言う言葉は聞いた事があるけれど、何なのかイマイチ分かってないと言う方も多いと思います。
今回は、「ブラウザ」の意味や種類・おすすめ等について解説していきたいと思います。
ブラウザとは
まず、ブラウザの意味について確認しておきましょう。
ブラウザとは、一般的にWebサイトを閲覧するためのソフトを指します。
※英語の「browse(拾い読み)」という言葉が語源となっています。
GoogleやYahoo!といった “検索エンジン” から何かを検索しようと思って開くページもブラウザによって表示されています。
また、InstagramやFacebookのようにスマートフォンのアプリだけでなくブラウザからWebページを見れるものもあります。
※検索エンジンとは、コンピュータシステムに保存された情報を見つけやすくする目的で設計された情報検索システム。
また、画像ブラウザ(画像ビューア)やテキストブラウザ(テキストビューア)など閲覧するファイルによって、
様々な種類のブラウザが存在しています。
しかし、インターネットの普及に伴い現在では、単にブラウザといえばウェブブラウザ(Web Browser)を指すようになりました。
ブラウザの種類
ブラウザはインターネット上でWebページを見た際にデータを表示するソフトということは
わかっていただけたと思います。
パソコンをお持ちで日頃から検索されている場合、「これが、ブラウザだったのか~」と実感していただけるかと思います。
それでは、主なブラウザをご紹介したいと思います。
Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
Microsoft社が提供し、Windows OSが導入されているパソコンに標準搭載されていた。
2022年6月15日をもってサポートが終了し、起動してもMicrosoft Edgeが自動的に起動するようになった。
※Microsoft EdgeのIEモードにてIE専用ページ/アプリを開く事が可能
【対応OS】
Windows 7 / 8.1 / 10
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
Microsoft社が提供し、Internet Explorer(IE)に代わり、Windows 10から標準搭載された。
Chromiumと呼ばれる検索エンジンがベースなので、Google Chromeの拡張機能が使用可能
「Internet Explorerモード」が搭載されており、「Microsoft Edge」に非対応の(IE)ベースのWebサイトを直接、
Microsoft Edgeからアクセスできる機能がある。
【対応OS】
Windows OS / macOS / iOS / Android / Linux
Google Chrome(グーグルクローム)
Google社が提供し、検索ワードを「アドレスバー」に入力しての語句検索が可能。
ブックマークやサイト閲覧履歴などを、Googleアカウントに保存する為、Google Chromeにログインすると
同じアカウントを利用するスマートフォンやタブレット等と同期出来る。
【対応OS】
Windows OS / macOS / iOS / Android / Linux

Mozilla Firefox(モジラファイヤーフォックス)
Mozilla Foundationが提供し、アイコンデザインから「火狐」と表現される事も多い。
スクリーンショット機能が標準装備されており、タブやツールバー部分のデザイン等が自由に変更出来る。
【対応OS】
Windows OS / macOS / iOS / Android / Linux

Safari(サファリ)
Apple社が提供し、macOSやiOSに標準搭載されている。
iCloudにてmacOSやiOSを搭載したスマートフォンや、タブレット等とWebページが同期出来る。
【対応OS】
macOS / iOS
Brave(ブレイブ)
Brave Software が提供し、広告ブロック機能が付いておりサクサク動く。
Google Chrome やSafari に登録しているブックマーク(お気に入り)をそのまま移行出来る。

Vivaldi(ヴィヴァルディ)
Vivaldi Technologies社が提供し、Google Chromeと同じシステムなので拡張機能も問題なく使える。
メモリ消費量が格段に少なく、フリーズしない。
マウスジェスチャー機能や、タブのカスタマイズ等細かい機能が標準搭載。

ブラウザのシェア率
ブラウザのシェア率とは、日本のユーザーがどのブラウザを使用しているかを判断するのに有効な数値です。
日本でのブラウザごとの具体的な使用率を紹介しましょう。
Chromeブラウザの人気は凄いですね。
しかし、次に来るのは “Edge” と思いきや “Safari “とAPPLE社製品の使用率の高さが現れました。
ですが人気ブラウザには無い特徴を持っているその他ブラウザも負けてはいません。
複数のブラウザを使い分けるのもあり
好きなブラウザを1つだけ選んで利用するのは一見効率的に思えますが、実は複数のブラウザを使い分けるメリットというのもあるんです。メリットとしては下記が挙げられます。
- よく使うサイトをタスクバーから一発起動出来る
- サイトの特性に沿ったブラウザ設定に変更出来る
- ブックマークをサイト別に分類しやすくなる
- 各ブラウザのウィンドウサイズを決めやすくなる
- 複数ブラウザを立ち上げて並行作業しやすくなる
最大のメリットは「並行作業(ながら作業)しやすくなる」ので、複数ウィンドウを立ち上げる場合に効率的な使い方なのです。
おすすめのブラウザとは?
筆者的に簡単ではありますが、上記の各ブラウザの紹介を元に “こんな人におすすめ” の表を作成してみました。
ブラウザ名 | こんな人におすすめ | |
---|---|---|
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Microsoft Edge | Windowsの利用に不慣れな人 Windowsに余計なソフトを入れたくない人 Windowsのソフトウェアのインストール方法がわからない人 |
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Google Chrome | 便利な拡張機能を使いたい人 自分の好きなようにブラウザを使いたい人 クラウド内でデータを管理したい人 |
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Mozilla Firefox | パソコンのスペックが低くGoogle Chromeが思うように動かない人 Google Chromeのサブを探している人 作業するときにたくさんのタブを開く人 |
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Safari | Apple製品を持っている人 iPhone使用時の電池持ちをよくしたい人 |
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Brave | 広告ブロックに特化したブラウザを使いたい人 ブラウザに高速表示を求める人 |
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Vivaldi | マウスジェスチャー・キーボードショートカット機能等 独自の機能が欲しい人 ビジュアルのカスタマイズがしたい人 |
まとめ
ウェブ検索や動画閲覧をするだけだから、どんなブラウザでも良いとは限りません。
有害な広告などをブロックできる機能があるものや、拡張性に優れたブラウザ等様々な機能を使いこなし、自分好みの
ブラウザに作り上げれる事もメリットの1つです。
ブラウザには其々長所・短所がありますが、用途に合わせて複数のブラウザを使う事も安全かつ、効率的に活用するための手段の一つです。
プライベートと仕事で分けて履歴を別で管理したり、ログインが必要なサービスなどは別ブラウザで同時に複数のアカウントを使用することも可能です。
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