「オンラインゲーム中にラグが発生して思うようにプレイできない」・「もっと快適なネット環境にしたい!」など、
症状を改善する方法がないか調べていると、「10Gbps(10ギガ)」という単語を見かけたことはありませんか?
現在、光回線は1Gbps(1ギガ)が主流ですが、10Gbps(10ギガ)へアップグレードすることによりネットワーク環境を
良くすることができます。この記事では、1Gbpsと10Gbpsの違い、メリット・デメリットを解説しています。
改めて光回線とは
光回線とは、光ファイバーを利用した通信回線を指します。
光ファイバーは、従来の電話回線などよりも通信速度が速く、かつ長距離の通信にも適しています。
Wi-Fi(無線LAN)との違い
光回線は光ファイバーを利用した有線での通信手段です。一方、Wi-Fi(無線LAN))は電波を使った無線での通信手段です。
Wi-Fi(無線LAN)は光回線と異なり、電波が届く範囲であればケーブルの接続なしでインターネットに接続できますが、
光回線のほうが通信速度の安定性、高速性には優れています。
1Gbpsと10Gbpsの違い
最も大きな違いは最大通信速度です。また、通信速度以外にも違う点がありますので下記表ご覧ください。
1Gbps | 10Gbps | |
---|---|---|
通信速度 | 最大1Gbps(まぁまぁ速い) | 最大10Gbps(めちゃくちゃ速い) |
複数機器の同時利用 | 速度低下の可能性がある | 速度低下が起こりにくい |
高画質動画の再生 | 4K動画まで快適 | 8K動画も快適 |
オンラインゲーム | ラグが発生しやすい可能性あり | 安定しやすい |
月額料金 | 比較的安価 | 比較的高価 |
提供エリア | 広い | まだ限定的 |
対応ルーター | 一般的なルーターで対応可能 | 10Gbps対応ルーターが必要 |
通信速度ごとのメリット・デメリット
ー10Gbps
- 違い: 最大通信速度が1Gbpsの10倍!
- メリット:
- 超高速: 大容量データの送受信、高画質動画の視聴・配信が爆速。
- 複数接続に強い: 家族全員が同時に高負荷な作業をしても快適。
- オンラインゲーム有利: 低遅延でスムーズなプレイが可能。
- デメリット:
- 料金が高い: 月額料金が1Gbpsプランより高め。
- エリア限定: 提供エリアがまだ限られている。
- 対応機器が必要: 10Gbps対応ルーターなどが別途必要。
ー1Gbps
- 違い: 現在主流の速度、一般的な利用には十分な速度。
- メリット:
- 料金が安い: 10Gbpsプランより安価。
- エリアが広い: ほとんどの地域で利用可能。
- 対応機器が一般的: 現在使用中のルーターで対応できる場合が多い。
- デメリット:
- 速度は10Gbpsに劣る: 大容量データの送受信に時間がかかる。
- 複数接続時に速度低下の可能性: 同時利用が多いと遅くなることがある。
- オンラインゲームでラグが発生する可能性: 特に回線速度が重要なゲームでは不利になる場合がある。
10Gbpsがおすすめな人は
10Gbps回線へのアップグレードがおすすめなのは、以下のような方です。
- 4K/8K動画を頻繁に視聴する方
- オンラインゲームを快適にプレイしたい方
- 家族複数人で同時に大容量の通信を行う方
- 動画編集やプログラミングなど、大容量ファイルを扱う作業が多い方
- 常に最新の高速通信環境を求めている方
一方、以下のような方は、現状の1Gbps回線でも十分快適に利用できる可能性があります。
- 主にウェブサイトの閲覧やSNSの利用が中心の方
- 動画視聴は標準画質が中心の方
- オンラインゲームはあまりプレイしない方
- インターネットの利用頻度が低い方
まとめ
10Gbps回線は確かに非常に魅力的な高速回線ですが、導入にはコストがかかりますし、環境構築も必要になります。
ご自身のインターネット利用状況、予算、そして将来的なニーズをしっかりと考慮し、費用対効果を検討することが重要です。
より快適なネット環境を手に入れるために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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